2018.10.11 16:24

村上茉愛、右足首靱帯部分断裂も東京五輪切符に決意「メダルを取らないといけない」

村上茉愛、右足首靱帯部分断裂も東京五輪切符に決意「メダルを取らないといけない」

世界体操女子日本代表の(左から)寺本明日香、村上茉愛、杉原愛子、梶田凪、畠田瞳=東京都北区(撮影・桐山弘太)

世界体操女子日本代表の(左から)寺本明日香、村上茉愛、杉原愛子、梶田凪、畠田瞳=東京都北区(撮影・桐山弘太)【拡大】

 体操世界選手権(25日開幕、ドーハ)の女子代表が11日、東京都内で試技会を公開し、エースの村上茉愛(22)=日体大=が2020年東京五輪行きの切符獲得へ決意をみなぎらせた。

 団体総合では3位以内で五輪の出場枠が与えられるだけに「切符を取るためにはメダルを取らないといけない。質の高い演技でチームに貢献したい」と力を込めた。

 パワハラ問題で日本協会の塚原千恵子女子強化本部長(71)が一時職務停止となるなど今夏の代表は揺らいだが、「自分のやることは変わらない」と村上。4度目の世界体操出場となる大黒柱としてチームを牽引(けんいん)する。

 7月の練習で段違い平行棒の着地が乱れ、右足首前距腓靱帯(じんたい)の部分断裂を負った。「足首がなくなったと思った」。全治3カ月と診断され、しばらくは松葉づえで生活した。

 超音波による衝撃を照射し、痛みを誘発する神経の働きを抑える「対外衝撃波療法」を施し、回復に努めてきた。この日の試技会では全4種目を演じ、昨年の世界体操で金メダルの床運動では上々の14・10点をマーク。田中光監督(46)は「(けがから)復活してきた。さすが床のチャンピオン」と評価した。

 逆境を乗り越え、表彰台へ。体操ニッポンの女子のエースは「ミスなく、雰囲気よくできている」と力強かった。

  • 試技会村上茉愛の床運動=東京都北区(撮影・桐山弘太)
  • 試技会で笑顔を見せる村上茉愛=東京都北区(撮影・桐山弘太)
  • 試技会を終えた(左から)寺本明日香、村上茉愛、梶田凪、畠田瞳、内山由綺、杉原愛子=東京都北区(撮影・桐山弘太)