2020.11.22 05:03

川崎、V持ち越しも…J1初の試合なしV可能性 谷口が痛恨レッド→PK失点…大分に不覚

川崎、V持ち越しも…J1初の試合なしV可能性 谷口が痛恨レッド→PK失点…大分に不覚

前半、谷口のレッドカードで与えたPKを野村(左)に決められた(撮影・蔵賢斗)

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 明治安田J1第28節第1日(21日、大分1-0川崎、昭和電ド)首位を独走する川崎は勝てば優勝が決まる大分戦に0-1で敗れ、リーグ制覇を持ち越した。22日にG大阪が浦和に引き分けるか負けると、2年ぶり3度目の優勝が決定する。川崎は前半にDF谷口彰悟(29)が一発退場となる反則でPKを与え、1点を失った。後半は10人で押し込んだが、点を奪えなかった。

 優勝目前にまさかの足踏み。試合終了のホイッスルが鳴ると、遠路はるばる大分まで訪れた川崎サポーターから、ため息が漏れた。

 「期待に応えられず悔しい」

 大一番で、下位相手に黒星を喫した鬼木監督は唇をかんだ。前戦から中17日で休養、対策ともに十分な大分に対しプレスがはまらない。前半34分には浮き球の処理を誤ったDF谷口が、決定機を迎えたMF野村を手でつかんで倒し一発退場。それで与えたPKを決められた。

 今季ここまで警告1枚だった主将が、痛恨のミス。試合前のミーティングで指揮官は「勝って決める」と、あえて優勝を強く意識させた。しかし気合が空回りした部分もあったようでMF守田は「奪いに行く順序を間違ったり、前半は行き過ぎたりした」と反省し、MF大島も「モチベーションは高かったけど、結果として勝てなかった」と肩を落とした。

 22日にG大阪が浦和に引き分けるか負けると、川崎の2年ぶりのリーグ制覇が決まる。歴史的な独走劇のフィナーレとしては、やや寂しい。鬼木監督は「明日のガンバよりも、次に自分たちが戦うガンバを意識する」と、25日のG大阪との直接対決(等々力)に目を向けた。(山下幸志朗)

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