2018.12.10 16:50(1/2ページ)

浦和が天皇杯制覇、群雄割拠のJリーグで再び指揮を執るのも面白い ゼムノビッチ氏

浦和が天皇杯制覇、群雄割拠のJリーグで再び指揮を執るのも面白い ゼムノビッチ氏

ゼムノビッチ氏

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 9日の天皇杯決勝は、浦和が元日本代表MF宇賀神友弥(30)のミドルシュートで前半13分に先制し、1-0で仙台を下して12大会ぶり7度目(三菱重工時代の4度優勝を含む)となる優勝を決めた。J1清水の元監督で、自身も天皇杯第80回大会で準優勝、第81回大会で優勝経験を持つズドラヴコ・ゼムノビッチ氏(64)が、浦和の進化を説いた。

 Jリーグでも優勝を狙える戦力を持つ浦和と、中堅チームの仙台。実力差は明白だったが、前半13分の早い時間の得点で、浦和の試合展開となった。

 仙台はセットプレーのときにゾーンで守っており、10人がペナルティーエリア内に入っていた。あれではセカンドボールへの対応が難しく、やはりこぼれ球を拾われて、決められてしまった。ただ、宇賀神のミドルシュートは、非常に素晴らしいものだったことは仙台にとっては不運だったのかもしれない。

 特筆すべきは浦和の守備組織の固さだ。岩波拓也、阿部勇樹、槙野智章の3バックは安定しており、大きく破綻することはなかった。仙台がボールを持てば、中盤の両翼が最終ラインまで下がり、ブロックをつくる。相手のパスコースを消し、ボールを持たせつつも、実は主導権を握るという展開。仙台に高さとパワーのある選手がいたら違う試合運びになっていたことが予想されるが、オズワルド・オリベイラ監督のイメージする理想どおりの内容だったはずだ。

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  • 天皇杯に優勝し記念写真に収まる浦和の(左から)西川、槙野、オリヴェイラ監督、森脇、ファブリシオ。手前は柏木=埼玉スタジアム(撮影・蔵賢斗)
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