2020.5.22 09:00

読書家ラガーマン姫野和樹の3冊 おうち時間に本から知識と感性ジャッカル!

読書家ラガーマン姫野和樹の3冊 おうち時間に本から知識と感性ジャッカル!

姫野和樹

姫野和樹【拡大】

 読書で自粛生活を乗り切ろう。昨年のラグビーW杯日本大会で全5戦に先発出場したNO・8姫野和樹(25)=トヨタ自動車=は、読書家の一面も持つ。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言は21日に近畿3府県で解除されたが、首都圏4都県と北海道は継続されるなど“おうち時間”はまだ続きそう。そこで姫野おすすめの3冊を紹介。時間を有効活用して、新型コロナも“ジャッカル”だ!(取材構成・阿部慎)

 緊急事態宣言が継続された地域はもちろん解除された府県も、新型コロナの感染拡大の防止のため、不要不急の外出自粛はまだ続ける必要がありそうだ。姫野も気を引き締める。

 「今までもこれからも自分自身がコロナウイルスに感染しないように、しっかりと予防に努める。行動は制限されますが最適、最善なトレーニングを継続して実施していきたい」

 自身はけん玉や料理に挑戦中。3食を自炊しており、インターネットでレシピをあさっている。「有意義な時間にしてほしい」。そこで読書好きの姫野が、影響を受けたとっておきの3冊を紹介する。

 〔1〕「常勝集団のプリンシプル」岩出雅之著(日経BP社) 「今の自分がいるのは岩出先生の指導のおかげ」と敬う帝京大の指揮官の著書。前人未到の大学選手権9連覇を達成した組織をどのように作り上げたのか。強いチームを作るための方策が記されている。「大学時代に学んだことが記載されているので、トヨタ自動車に入団してからも何度も読み返した」。ビジネスでも役立つマネジメント手法は必読。

 〔2〕「海賊とよばれた男」百田尚樹著(講談社) 主人公は出光興産の創設者がモデル。石油事業に尽力した男の生きようが描かれた歴史小説で、2016年には映画化もされた。「リーダーシップを学べる本。苦しい状況の時こそリーダーシップが必要だと感じた。諦めずに何度も立ち上がる姿に感動した」という。所属チームでは1年目から主将を任されただけに、この本には大いに刺激を受けた。

 〔3〕「影法師」百田尚樹著(講談社) 身分を越え友情をはぐくんだ武士の物語。「境遇の違う二人が親友となり、仲間、絆の大事さを実感できる本」と推薦理由を語る。W杯で日本は「ONE TEAM(ワンチーム)」のスローガンの下に一致団結。初の8強入りを果たした。仲間の重要さを学んだ一冊だ。

 「今はとても辛く、苦しい状況だと思う。コロナウイルスに打ち勝ち、また笑顔の日々を過ごせるように共に頑張りましょう」。感染者数が減少しても“ワンチーム精神”での我慢を呼び掛けた。