2020.6.30 05:02

田中瑞希3位、西郷真央は5位!優勝逃すも若手が新風&躍進/国内女子

田中瑞希3位、西郷真央は5位!優勝逃すも若手が新風&躍進/国内女子

あと一歩で初優勝を逃した田中。次戦でのリベンジに燃える(Getty Images/JLPGA提供)

あと一歩で初優勝を逃した田中。次戦でのリベンジに燃える(Getty Images/JLPGA提供)【拡大】

 首位から出た1998年度生まれの“黄金世代”の一人、田中瑞希(21)=フリー=は73と伸ばせず、通算10アンダーで1打及ばず3位。ツアー史上初のプロデビュー戦勝利を狙い2位から出た西郷真央(18)=大東建託=は、通算9アンダーで5位だった。惜敗したが、若手が新風を吹き込んだ。優勝賞金4320万円を獲得した渡辺彩香(26)=大東建託=は自身5年ぶりの歓喜を振り返った。

 最終18番(パー5)。決めればプレーオフ進出がかかった田中の2メートルのバーディーパットはカップをかすめ、わずかに外れた。

 「(ショットが)曲がったり(パットが)入らなかったり…しょぼかった。終わってみたら、ちょっと硬かったかも。いつもと違うリズムになっていたのかな」

 優勝争いの重圧か。“黄金世代”10人目となるツアー初優勝を目指し首位からスタート。1番(パー5)はティーショットが左バンカーにつかまったが、5メートルを沈めて幸先よくバーディー発進した。前半はイーブンで折り返したが、11番(パー4)で1・5メートルを外し3パット。18番のバーディーチャンスもものにできず、「最後のパットは悔しかった」と唇をかんだ。

 3月まで高校生だった“西郷(せご)どん”こと西郷は一時首位に並ぶ健闘を見せたが、5バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの71と伸ばしきれず、プロデビュー戦勝利の快挙はならなかった。「7割くらいは残念だけど、緊張はせず楽しんでできた」という強心臓ぶり。“初任給”の賞金864万円について「いつも試合につきっきりで来てくれる母への親孝行に使いたい」と、笑顔も見せた。

 次戦は最短でも8月14日開幕の「NEC軽井沢72」。ツアーはまたしばらく間が空く。田中は「少しずつ修正して次に勝てるようしっかり練習したい」と気を引き締め、西郷も「もう一度アイアンの精度やティーショットを磨き直したい」。伸びしろたっぷりの新星たちが、コロナ禍に揺れるツアーを明るく照らしていく。(八木拓郎)

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  • 18歳の西郷はデビューでの初勝利は逃したが、大器の片りんを見せた(GettyImages/JLPGA提供)