2021.4.8 04:00

永野芽郁主演で映画化 ベストセラー小説「そして、バトンは渡された」

永野芽郁主演で映画化 ベストセラー小説「そして、バトンは渡された」

 女優、永野芽郁(21)が10月29日公開の映画「そして、バトンは渡された」(前田哲監督)に主演することが7日、分かった。令和最大のベストセラー小説の実写化で、“血のつながらない親子”を描く物語。原作ファンの母親から「芽郁に演じてほしい」と望まれていたという若手演技派は、「お母さんのためにも絶対にやりたい作品」と意欲。初共演となる田中圭(36)、石原さとみ(34)とともに感動を届ける。

■原作の大ファン「お母さんのためにも」■

 日本中の涙を誘った“感動のバトン”を永野がつなぐ。

 原作は2019年に本屋大賞を受賞し、累計発行部数77万部を突破した瀬尾まいこ氏(47)の同名小説。父親3人、母親2人と血のつながらない親の間を“リレー”され、4回も名字が変わった女子高生・森宮優子の数奇な人生を描く。

 この主人公を繊細に体現するのが、18年のNHK連続テレビ小説「半分、青い。」で純粋無垢なヒロインを好演した永野だ。5月公開の主演映画「地獄の花園」ではヤンキーOLを演じるなど幅広い役をこなす実力派で、製作側から「数奇な人生を明るく生きる女の子だが、不安や葛藤も持ち合わせる難役を演じられるのは、他に考えられない」と起用された。

 原作とは意外な“つながり”もあった。母親が原作を読んでいたと明かした永野は「『実写化したら芽郁に演じてほしい』と言われていた小説だったので、お母さんのためにも自分のためにも絶対やりたい作品だと思いました」と感激。「血のつながりのない親子でも、愛の深さを持てるんだと気づかされました」と作品への思いも明かした。

■義父役に田中圭、石原さとみはシングルマザー■

 優子の3人目の父親・森宮さん役が田中、小さな娘を持つシングルマザー・梨花役が石原に決定。

 田中は私生活でも9歳と4歳の娘を持つパパだが、「芽郁ちゃんとは年齢が全く違ったので参考にならなかった」と苦笑交じりに振り返り、「今まで見たことのない親子像を作りたいと思って演じました」ときっぱり。物語のキーパーソンで、初の母親役に挑む石原も「私の周りにも子供を持つ友達が多いので、気負わずに演じることができたと思います」と充実の表情を浮かべた。

 豪華キャストで家族の物語を紡ぐ。

◆物語

 血のつながらない親の間をリレーされ、4回も名字が変わった森宮優子(永野)だが、全く不幸には感じず前向きに生きている。今はわけあって料理上手な義理の父親・森宮さん(田中)と二人暮らし。そして、夫を何度も変えて自由奔放に生きる魔性の女・梨花(石原)は、泣き虫な娘・みぃたんに精いっぱい愛情を注いでいたが、ある日突然、娘を残して姿を消してしまう-。2つの物語がつながったとき、驚きとともに今年最大の感動が訪れる。