2021.4.2 21:00

別居して2年…夫と離婚したほうがいいでしょうか? ムンロ王子の人生相談(4月)

別居して2年…夫と離婚したほうがいいでしょうか? ムンロ王子の人生相談(4月)

特集:
ムンロ王子の秘密に迫る

 ■相談

 夫と離婚した方がいいでしょうか? 家事をやらず、人並みに働くことも嫌がる夫と別居して2年が経ちました。私は近い将来、看護師として働く予定です。夫名義の家に住ませてもらい、義母からの支援金と病院からの奨学金で生活、通学しています。夫は義母と住んでいます。

 看護師になれたら離婚するつもりでしたが、義母への恩や、現在中学生の子のことを考えると、離婚しない方が丸く収まるのではないかと思えてきました。別居のおかげで精神的に害がなく家に住めている今の状況に甘んじているだけかもしれません。また、夫に普通を求めすぎた自分が悪くて、こうなってしまったのかもしれません。

 しかし、肝心の夫はコロナ禍ということもあり、いまだに定職についておりません。人並みに働かないだけでなく、感情が不安定な人なので、やり直したとしてもまた私が苦しむだけになるだろうとも思うのですが、なかなか離婚に踏み切れません。(Yさん、43歳女性、秋田県、既婚)

ムンロ王子(撮影・山岸伸)

 ■タロットカードの配置

過去…杯8(正)
現在…剣8(正)
未来…杯4(逆)
本人…杯女王(正)
周囲…棒3(正)
結果…戦車(逆)
アドバイス…棒8(正)
全体支配力…剣女王(正)

 ■カード解説とアドバイス

 コロナ離婚が増えている中、それを象徴するようなご相談です。コロナにより、ひたすら走り続けてきた私たちの生活は自粛、停滞を余儀なくされ、今まで気にならなかったものが、ことさら目につくようになりました。ちょうどマラソンで走り終わって立ち止まると急に呼吸が荒くなり汗が出始めるように、後回しにしていた問題が一気に噴き出すように不満が爆発するのです。

 相談者は43歳の秋田在住の女性。確かに悩ましい問題ですね。何故別居しているのか書いていませんが、おそらく夫は長男で一人で暮らすのが難しい母の世話をするために近くにいるのでしょう。人並みに働かないのに夫名義の家があって、相談者の生活費を支援していることから、義理の母は資産家なので夫は働かなくても何とかなり、甘やかされて育ったのでしょう。2年間の別居により夫と姑のいない「楽な」生活を知ってしまい、看護師の資格を取ったら離婚しようという気持ちになってしまったのですかね。義理の母が生活費を支援しているところから察するに、現段階で離婚の話は切り出していないのではないかと思います。

 さてタロット占いの結果ですが、全体的にはとても良く、何か新しいことを始める時と出ています。まず、過去の「杯の8」の正位置は8個の杯を置き去りにして飛び出している姿、つまり8年間積み重ねてきたことを振り切って新しい世界に進むということです。周囲の「棒の3」は正位置も逆位置も同じで、良い未来があなたに向かってくるという意味です。子供を産んで専業主婦していたけど、8年経って自立するために看護学校に通い始め、それがとてもよい未来を招いているということ。

 一方、現在の「剣の8」の正位置は目隠しをされ紐で縛られて身動きが取れないと出ています。しかし、目隠しや紐は自分で勝手に思い込んでいるだけでそんなものは無く、実は自由という意味なのです。未来には「杯の4」の逆位置で4杯目の杯を飲もうとする姿…つまり3杯とは義理の母、夫、中学生の子供で、彼らを言い訳に我慢して生きてきたけど、看護師として働くことをキッカケに、さらに4杯目となる「自分自身の人生」を受け入れ自立していくということです。

 結果は「戦車」の逆位置。スピーディーに突進しなくてはならない時だけど、心に葛藤があり全速力で進めないため暴走、迷走する。アドバイスは「棒の8」の正位置、スピーディーな展開とあります。心の葛藤を克服してスピーディーに突進せよとのこと。また、二人の女性の姿が見えます。一人は本人の位置にある「杯の女王」の正位置、愛情深く優しくてとても女性らしい良妻賢母。そして全体を支配する力には「剣の女王」、道を拓く勇敢な女性です。私は本人が「杯の女王」、義理の母が「剣の女王」だと思います。もちろん逆に捉えることも可能ですが、彼女の別居を許し看護学校に通うための支援金を出しているところをみると「相談者の道を拓いてくれる人」だからです。もちろん彼女のためにやっているのではありません。自分が亡くなった後も、「人並みに働けない」息子の代わりに働いて家計を支えて息子と孫の世話をして欲しい、という思いからでしょう。

 私は今、彼女が自立して自分の人生に向かって進み始めていることはとてもよいことだと思います。ただ、だからといってそれが即「離婚」ということではない。夫名義の家に住み、義理の母と支援金と奨学金で看護学校に通うという他人の力で生きているわけで、まだ自立しているというには程遠い状態です。実際看護師となってみるとスキルが足りなかったり、人間関係が上手くいかなかったり看護師として独り立ちできるかどうかも未知数です。

 子供もまだ中学生で子育てを終えるまで最低5年はかかるので、仮に「離婚」するとしても5年は待ったほうが良いでしょう。子供をきちんと育て上げて離婚すれば、義理の母も仕方ないと思うかもしれないけど、子育ての途中で離婚などしたら、支援金を払ってきたことが裏切られたと思い、怒りを買うかもしれません。資産家であるということはそれなりに地元で力があるのでしょうから、下手すると地元を出ていなくてはならないということもあり得ます。

 アドバイスとしては、「離婚」は常に頭の中に入れていても良いけど、今のタイミングではない。最低5年、できれば10年して子育てを終えて、看護師としてある程度のキャリアを積んで独りで生きていけるメドが立った頃かと思います。それでもまだ55歳と100歳時代の人生の折り返し地点。もしその時にも別居状態が続いているならあえて「離婚」という形にこだわらなくてもいいのでは?

 もちろん好きな人ができて、その人と第二の人生を歩みたいというなら「離婚」もアリかと思いますが。問題はタイミングを見誤らないことだと思います。「恩を仇で返す」ような不義理をして離婚すれば、子供の教育的にも良くないでしょう。長い人生、慌てずに、まずは看護師となってキャリアを積んでください。そうすれば選択肢はもっと広がりますよ。グッドラック!

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