2020.10.28 00:15

JR東、次世代新幹線が試験走行 時速380キロ到達

JR東、次世代新幹線が試験走行 時速380キロ到達

1号車を先頭にJR仙台駅に入線する新型試験車両「ALFA-X」=27日深夜

1号車を先頭にJR仙台駅に入線する新型試験車両「ALFA-X」=27日深夜【拡大】

 JR東日本が次世代新幹線の開発に向けた新型試験車両「ALFA-X(アルファエックス)」の試験走行を重ねている。東北新幹線の仙台-新青森間で週2回ほど実施しており、27日深夜、報道関係者に公開した。現在の新幹線より40キロ速い最高速度360キロでの営業運転が目標で、試験では400キロに達したこともある。今回は380キロに到達した。

 報道関係者が試乗するのは初めて。午後11時40分ごろ、仙台駅を出発したALFA-Xは、スピードを上げて走行し、28日午前0時ごろ、最高速度382キロを記録した。

 JR東によると、試験車両は10両編成で、総工費約100億円をかけ、昨年に完成した。トンネル突入時の風圧の違いを分析するため、先端の「鼻」の長さは1号車で約16メートル、10号車で約22メートルと異なる。中間車両は窓の大きさや数がさまざまとなっている。

 試験走行は昨年5月から開始。走行時の安定性や座席の乗り心地、車内外の騒音などを確かめる「フェーズ1」の試験を2022年3月まで続ける。

  • 1号車を先頭にJR仙台駅に入線する新型試験車両「ALFA-X」=27日深夜
  • JR仙台駅に入線した新型試験車両「ALFA-X」。手前は10号車=27日深夜