2020.10.27 07:30

【記者の目】笠井アナ、市川由紀乃ら熱中「鬼滅の刃」勤め人に通じる成長譚

【記者の目】

笠井アナ、市川由紀乃ら熱中「鬼滅の刃」勤め人に通じる成長譚

 記者は63歳。正直、アニメはほとんど見ない。小学生の頃、「鉄腕アトム」や「鉄人28号」など、数多くのアニメで育ったはずなのに…。アニメにワクワクドキドキする感動を忘れていた。

 ところが-。旧知の大人2人が「鬼滅の刃」にハマっていると聞いて気になっていた。元フジテレビのフリーアナウンサー、笠井信輔(57)は全巻読破し、歌手の市川由紀乃(44)はYouTubeで主人公の妹、禰豆子のコスプレも披露するほどだからだ。

 そんな折、フジ系で今月、2週にわたり放送されたアニメ「鬼滅の刃」の特別編を見て、すっかりファンに。なぜか。昔話「桃太郎」でもおなじみの鬼退治という物語の柱がまず分かりやすい。

 しかも、主人公の少年、炭治郎は最初からスーパーヒーローではない。厳しくも尊敬できる師匠の下で血のにじむ鍛錬を積んで強くなる。そして、信じる仲間と共に鬼になった妹のために戦う姿はサラリーマン社会にも通じるものがある。

 と、もっともらしく書いたが、炭治郎はこの先どうなるのか、鬼にされた禰豆子は人間に戻れるのか。心配で仕方がない。近く密を避け、平日の早い時間を狙って映画館に足を運ぶつもりだ。

 自然と次なる200億円突破の片棒かつぎになりそうだが、それもよし。世代を超えてニッポンを元気づけてくれるアニメの力をひしと感じて楽しい。 (芸能担当・森岡真一郎)