2020.9.16 12:35

ゆうちょ銀行流出問題で情報公開の姿勢に批判 メルペイ、LINEペイ5件確認

ゆうちょ銀行流出問題で情報公開の姿勢に批判 メルペイ、LINEペイ5件確認

スマートフォンに表示された、メルペイを利用した決済の画面(カード情報の一部を画像加工しています)

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 ゆうちょ銀行の貯金が不正に引き出された問題で、メルカリ系のスマートフォン決済会社のメルペイ(東京)とLINE(ライン)系のLINEペイ(東京)は16日、それぞれ3件と2件の被害が確認されたと発表した。被害は計約99万6000円に上る。

 いずれもゆうちょ銀は公表しておらず、情報公開の姿勢に疑問が強まっている。高市早苗総務相は16日の閣議後記者会見で「不祥事が発覚したら、すぐに謝罪し、分かっている範囲で公表しなければ、被害が広がってしまう」と述べ、自身が言及するまで被害を明らかにしなかったゆうちょ銀の対応を批判した。

 メルペイの被害は今年8月以降に発生し、3件で49万8113円。同社によると、いずれも第三者による不正引き出しの可能性が高い。LINEペイは2件で49万8000円だった。

 ゆうちょ銀は16日、ソフトバンク系のスマートフォン決済大手ペイペイ(東京)やLINEペイなど8社の決済事業者と、貯金口座との新たなひも付けや入金を一時停止した。本人認証が不十分で、不正引き出しを防ぐためとしている。