2019.6.20 18:16

不正入試の順天堂大を提訴 女性13人「性別で差別」

不正入試の順天堂大を提訴 女性13人「性別で差別」

 順天堂大(東京)医学部の不正入試問題を巡り、不合格になった女性13人が20日、性別を理由に差別を受けたとして、大学側に慰謝料など計約4270万円の支払いを求め、東京地裁に提訴した。

 訴状によると、原告は関東地方などに住む10~20代の女性で、2011~18年に順天堂大医学部を受験し不合格になった。性別を理由に不公平に扱われたことで入試への信頼を裏切られ、精神的な苦痛を受けたと主張している。

 順天堂大は不正を認め、17~18年の入試に限り再判定し、本来なら合格していた元受験生を追加合格とした。今回提訴した13人は、この中に含まれない。

 13人のうち11人は東京医科大(東京)にも損害賠償を求めて提訴しており、東京地裁で係争中。

 原告側代理人の山崎新弁護士は提訴後、東京都内で記者会見し「順天堂大は計画的に女子の合格率を下げていた。明らかな差別で強い非難に値する」と話した。

 順天堂大側は「訴状が届いておらず、コメントは控える」としている。