2回、本塁打を放つ西武・ブランドン大河=宮崎市生目の杜運動公園(撮影・村本聡)【拡大】
(練習試合、ソフトバンク3-2西武、アイビースタジアム)西武のドラフト6位、タイシンガー・ブランドン大河内野手(22)が「8番・三塁」で先発し、二回無死1塁から2021年の“チーム1号”となる左越え先制2ランを放った。
「前に若林がいてヒットをポンと打って、自分もどうにかという気持ちでいました」。7番打者のD4位・若林(駒大)がチーム初安打となる左前打で出塁すると、ブランドンが負けじと146キロの直球を左翼席へ運んだ。
相手投手の杉山はこの試合の1球目で157キロをマークするなど、150キロ台の力のある直球を連発していたが、ハーフルーキーは「直球が速い投手と分かっていた。まっすぐに絞って、そのタイミングで打った」と鮮やかな狙い撃ちとなった。