2020.5.23 05:02

巨人・原監督が野手構想披露 捕手は大城に期待

巨人・原監督が野手構想披露 捕手は大城に期待

レギュラー争いについて言及した原監督。開幕が近づいている(球団提供)

レギュラー争いについて言及した原監督。開幕が近づいている(球団提供)【拡大】

 巨人・原辰徳監督(61)が22日、報道陣に向けて公開した動画で、今季の野手布陣について構想を明かした。確固たるレギュラーが不在の捕手について大城卓三捕手(27)への期待を述べ、一塁、二塁の争いにも言及。シーズン開幕が近づく中、チーム内競争も本格化する。

 開幕の足音が近づく中、選手起用に頭を巡らせてきた原監督が、報道陣に向けた動画で、チーム内の“競争枠”について明言。まずは捕手だ。

 「小林も守備力、信頼は非常に大きなものを持っている。銀ちゃん(炭谷)も経験値を含め、彼の人間力はチームの中で浸透している。ただ、飛び抜けて成長できる可能性は、今年は大城が持っているのではないかなと」

 昨年は強打の大城、守備力が売りの小林、経験豊富で安定したリードが光る炭谷を併用したが、今季はオープン戦16試合のうち、大城を最多7試合に先発させた。「経験値は一番足りていない」としながらも、3年目捕手の伸びしろを買い、出番を与える考えだ。

 岡本の三塁専念で激戦となった一塁は「中島が非常にいい状態でスタートは切っている」と、オープン戦で12球団最多タイの4本塁打、打率も・351だった37歳を挙げた。対抗馬と期待された19歳の山下が20日に有鉤(ゆうこう)骨を骨折して離脱。原監督は陽岱鋼、亀井、北村の名も候補に挙げつつ、「厳しいポジション」と語った。

 最後は二塁の筆頭候補に吉川尚を挙げた。故障がちな逸材に「『無事これ名馬』というのも実力のうち。本人がどうクリアしていくか」とした一方、故障離脱が起きた際に一番手を奪う選手の台頭も望んだ。

 隠すことなく心中を明かした指揮官。休戦状態だった定位置争いに、再び火をつける。(谷川直之)