2020.5.23 05:02

広島・大瀬良、マエケンシュート「シーズンで困ったときに使いたい」

広島・大瀬良、マエケンシュート「シーズンで困ったときに使いたい」

広島・大瀬良

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 広島・大瀬良大地投手(28)が22日、マツダスタジアムで実戦形式でのフリー打撃に登板した。元広島の前田健太投手(32)=現ツインズ=からオンライン指導を受けたシュートを試すなど打者14人に42球を投げ、安打性は5。最短6月19日を目指す開幕戦での先発が有力視されるエースは「何も問題なく調整ができている」と手応えを口にした。

 14人目、最後の打者・堂林をボテボテの二ゴロに打ち取ると、手応え十分に満面の笑みだ。大瀬良が、師匠のマエケン直伝のシュートを解禁して自画自賛した。

 「右打者に対して初めて投げた。もっと厳しくいかないといけないが、思っていたよりびっくりしていた。シーズンで困ったときに使いたい」

 正午過ぎの実戦形式のフリー打撃に登板。九里とペアを組み、1セット20球を、交互に2セット繰り返した。左打者の田中広、安部、野間、そして右打者の堂林にはシュートを試すなど、打者14人に対し、42球を投げて安打性5にまとめた。

 これまでもシュートは投げてきたが、スライダー、カットボール、カーブ、フォークに比べると「武器」とはいえなかった。3年連続2桁となる11勝をマークした昨シーズン終了後に、投球の幅を広げるためにシュートの改良に着手。3月には元広島で2014、15年も同僚だったツインズ・前田にオンライン指導を志願し、米国からスマートフォンで変化球の握りを撮影した写真を転送してもらい研究を重ねた。

 佐々岡監督は「打者に反応を聞きながら、いろいろ試している」と貪欲さを評価。大瀬良は「思ったより投げることができている。しっかり調整していきたい」とうなずいた。昨年12月に指揮官から開幕投手に指名されたエース。当初の「3・20」からは延期されたが、最短「6・19」のオープニングゲームを見据え、さらにギアを上げていく。(柏村翔)