2019.11.6 13:00

【球界ここだけの話(1791)】ヤクルト・青木、異国で活躍の条件は「適応力」プラス「柔軟さ」

【球界ここだけの話(1791)】

ヤクルト・青木、異国で活躍の条件は「適応力」プラス「柔軟さ」

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サンスポ記者の球界ここだけの話
ヤクルト・青木

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 海外で活躍するためには何が必要なのか。ヤクルト・青木宣親外野手(37)が、入団が決まったアルシデス・エスコバー内野手(32)=前ホワイトソックス傘下3A=について話した内容が味わい深かった。

 2014年に在籍したロイヤルズ時代の同僚で、同年にワールドシリーズ進出を果たした。ロッカーも近く、よく話したという愛称・エスキーについて「また一緒に野球がやれるね。縁があるね。今のプレーは見ていないけど、あの時は守備は堅実だし、派手。野球センスがある印象ですね。性格もすごく良い」と振り返った。

 一つの条件になるのが、異国の文化になじむ『適応力』だ。今までも多くの外国人選手と接してきたが性格的な向き、不向きを感じたという。「日本人が向こうに行くよりも、向こうからこっちに来ている人の方が大変だろうから。日本の文化って、向こうから見たら特種なのかもしれない。向こうはベースボールをやっているけど、野球は全然違う。いろんなことを感じているはずだし、ストレスもあると思う」と配慮した。

 自身は11年オフにポスティングシステムを行使してブルワーズに移籍。大リーグ7球団を渡り歩いたが、当初は戸惑いもあったと振り返る。「始めは分からないことだらけでストレスもあった。何が正解か分からない。何が当たり前か分からない。これやってもいいのかな、あれやってもいいのかなというのがあったから。それは年数を重ねることで分かっていくんだけど」とストレスも感じていたという。

 今オフには筒香(DeNA)がポスティングシステム、秋山(西武)が海外FAでの大リーグ挑戦を表明している。海外に挑戦する上での心構えを聞かれると、自身の経験を踏まえて答えた。

 「(大リーグで適応できるかは)本人次第だと思う。日本以上にいろんなことが起こるから。変に考えすぎない方がいいけど、向こうになじむ必要があるし。契約ごとだってあるし、もちろん実力だって必要だし…。全部、フラットに行った方がいいね。自分はこれだと思っているより、いろんなことを柔軟に考えられる方がいいかもしれない」と青木。『適応力』プラス『柔軟さ』。青木が第一線で活躍を続けられる理由がそこにある。(長崎右)