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星稜・奥川、自己最速154キロ出た!剛球救援で2回1/3を無失点/甲子園

星稜・奥川、自己最速154キロ出た!剛球救援で2回1/3を無失点/甲子園

  • 星稜・久々に2回戦を突破
  • 星稜・奥川の甲子園登板成績
  • 甲子園大会・球速ランキング
  • 歯を食いしばりながら力投する奥川。好救援で勝利に貢献した(撮影・岩川晋也)
  • 奥川(中央)は大会ナンバーワン投手の評判通りの活躍だ
  • 8回、星稜・奥川恭伸の投球で154km/Hを表示するスコアボード=甲子園球場(撮影・岩川晋也)
  • 勝利した星稜・奥川=甲子園球場(撮影・萩原悠久人)
  • 勝利して喜ぶ星稜・奥川=甲子園球場(撮影・甘利慈)
  • 8回、投球する星稜・奥川恭伸=甲子園球場(撮影・甘利慈)
  • 8回、投球する星稜・奥川=甲子園球場(撮影・甘利慈)
  • 先発の星稜・荻原=甲子園球場(撮影・甘利慈)
  • 1回、立命館宇治・上田の二盗を阻止する星稜・山瀬=甲子園球場(撮影・門井聡)
  • 6回、適時二塁打を放つ星稜・福本=甲子園球場(萩原悠久人撮影)
  • 4回、適時打を放つ星稜・岡田=甲子園球場(萩原悠久人撮影)
  • 6回、投球する星稜・寺西=甲子園球場(撮影・甘利慈)
  • 2回、適時打を放つ星稜・東海林=甲子園球場(撮影・甘利慈)

 第101回全国高校野球選手権大会第8日第2試合(星稜6-3立命館宇治、13日、甲子園)2回戦が行われ、星稜(石川)は立命館宇治(京都)を6-3で下し、春夏通算30勝目を挙げた。今秋のドラフト1位候補で大会ナンバーワンの呼び声が高い右腕、奥川恭伸投手(3年)が六回途中から3番手で登板。自己最速を更新する154キロを計測するなど快投を見せ、2回1/3を2安打無失点に抑えた。捕手まで1本の「ライン」が見えるという“心眼投法”で、チームを3回戦進出に導いた。

 その時、大歓声が沸き上がった。午前6時30分に今大会2度目の満員通知が出た甲子園球場。第2試合、3点差に迫られ、なお2死一、二塁の六回。4万4000人の視線の先で、星稜・奥川が一塁側ブルペンからマウンドに駆け出した。

 「ビッグイニングにはさせたくないと思った。準備はバッチリでした」

 2番手で登板した2年生の寺西が崩れ、訪れた出番。いきなり左前適時打を許したが「あの1本を打たれてから気持ち的に楽になった」との言葉に大器の一端をのぞかせた。

 マウンドから捕手まで18メートル44。その空間には、奥川にしか見えない「ライン」がある。好調時は視界に自身の指先から捕手・山瀬のミットへ、1本の線が浮かび上がる。

 この日は当初「ぼんやりと見えていた」が、痛打を食らってスイッチが入り、鮮明になったという。まさに“心眼”。これで勢いに乗って2回1/3を無失点に抑え、チームに勝利を呼び込んだ。

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