2018.1.14 18:00(1/5ページ)

【「鬼筆」越後屋のトラ漫遊記】幻の若虎、倉敷移転計画…星野さんが生前に思い描いた2軍改革の狙いは?

【「鬼筆」越後屋のトラ漫遊記】

幻の若虎、倉敷移転計画…星野さんが生前に思い描いた2軍改革の狙いは?

特集:
「鬼筆」越後屋のトラ漫遊記
昨年12月1日、星野さんの野球殿堂入りを祝うパーティーで撮ってもらった写真。最後の思い出となった

昨年12月1日、星野さんの野球殿堂入りを祝うパーティーで撮ってもらった写真。最後の思い出となった【拡大】

 幻の若虎、倉敷移転計画-。1月4日に70歳で逝去した闘将・星野仙一さんが生前、進めようとした猛虎改革のひとつに2軍の本拠地移転計画があります。阪神は1994年から西宮市鳴尾浜の「タイガーデン」を2軍練習場として使用中ですが、施設の老朽化や室内練習場が手狭なことから他の場所への移転を検討中です。星野さんは阪神球団に在籍中、生まれ故郷の倉敷マスカットスタジアムへのウエスタン・リーグ複数試合の開催を提案していたのです。若虎の主戦場を地方に移す狙いは何か-。遺志は今後の2軍運営の参考になるかもしれません。

 突然の訃報から1週間が過ぎ去ろうとしています。1月4日に70歳で闘将・星野仙一さん(楽天球団副会長)が膵臓がんのために逝去しました。燃える男、闘将と呼ばれ、男の中の男を見せつけてきた仙さんがこの世から去るなんて、今もって信じられません。

 死去から約1カ月前、12月1日には大阪・中之島のリーガロイヤルホテルで殿堂入りを祝うパーティーを開催しました。宴の始まる1時間半前から控室に伺い、雑談していました。少し気になったのはしきりに腰を押さえ「痛いんや。もうしばらくゴルフもしていない。ボールが飛ばんのや。ドライバーで180ヤードも飛ばへん」と顔をしかめていたことでした。

 楽天監督時代の2014年、腰椎椎間板ヘルニアと胸椎黄色靱帯骨化症で休養したことがあります。「あの病気がぶり返したのですか?」と心配して聞くと、「いや違うんや。あれではない」とだけ返してきました。

【続きを読む】

  • 2003年、阪神を18年ぶりにリーグ優勝へ導き、ナインに胴上げされた星野さん
  • 2003年7月8日、倉敷マスカットスタジアムで行われた広島戦に勝ち、ナインを迎える星野さん
  • 鳴尾浜の「タイガーデン」はバックネット裏のスタンドが小さく、500人も入れば満員札止め
  • 2003年9月15日の広島戦でサヨナラ打を放った赤星を抱きしめる星野さん。チーム内には常に刺激があった
今、あなたにオススメ
Recommended by
  1. サンスポ
  2. 野球
  3. プロ野球
  4. 阪神
  5. 【「鬼筆」越後屋のトラ漫遊記】幻の若虎、倉敷移転計画…星野さんが生前に思い描いた2軍改革の狙いは?