2017.12.27 13:00

【球界ここだけの話(1132)】日本ハム・榎下がフロント入り キーポイントは「英語力」だった

【球界ここだけの話(1132)】

日本ハム・榎下がフロント入り キーポイントは「英語力」だった

特集:
サンスポ記者の球界ここだけの話
日本ハムのチーム統括本部国際グループに配属される榎下

日本ハムのチーム統括本部国際グループに配属される榎下【拡大】

 12月7日、千葉・鎌ケ谷市の日本ハム2軍施設を、今季限りで現役を引退した榎下陽大投手(29)が訪れた。髪をばっさりと短く刈り込み、ダークスーツに身を包み、表情もどこか晴れ晴れ。球団からはチーム統括本部国際グループに配属することが発表された。

 「国際グループで働かせてもらうことになりました。新しい仕事でチームに貢献できるように頑張りたいと思っています」

 九州産業大から2011年ドラフト4位で入団し、貴重なリリーフ投手として活躍した榎下が、日本ハムのフロントに入る。

 学生時代から取り組んできた努力が、引退後の仕事に導いてくれた。配属されたチーム統括本部国際グループは外国人選手の調査、獲得を担う、チームでの重要な部署だ。キーポイントは「英語力」だった。

 「小さい頃から英語に興味があったんですよね」という榎下。九産大では国際文化学部で学び、英検2級、中高の英語教員資格も取得した。さらに入団3年目のクリスマス、13年12月25日には高校時代に米ロサンゼルスにホームステイした際のホストファミリーだった日系アメリカ人の夫人と結婚した。

 「でも、僕はそんなにペラペラじゃない。ブルペンで通訳に教えてもらったり、マーティンに話しかけたりしてきたんですけどね。今は家で妻に英語でしゃべってもらっています。聞くのと読むのは何とかできるけど、話すのはなかなか難しい」と米国育ちの夫人との英会話で特訓中だとか。

 野球の知識と誠実な人柄、そして英語力を生かした柔軟な人材登用は、日本ハムならでは。吉村GMは「これからの榎下選手に期待している。メジャーの仕組みとかも学んでもらいたい」と語り、米球団に派遣することも検討中だという。2018年にスタートする榎下の“第2の野球人生”の活躍を切に願っている。(桜木理)

移籍・退団選手一覧

  • 2014年11月22日には日本ハムファンフェスティバルコンテストで女装を披露した榎下陽大(右から2人目)。右から谷口雄也、石川亮、中村勝
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