2017.12.13 13:35

【球界ここだけの話(1118)】不振だったヤクルト・山田が今季から頼んだ出前の焼き魚定食

【球界ここだけの話(1118)】

不振だったヤクルト・山田が今季から頼んだ出前の焼き魚定食

特集:
山田哲人
サンスポ記者の球界ここだけの話
ヤクルト・山田哲人内野手

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 今季、ヤクルトにとっては苦しいシーズンとなった。交流戦開幕から10連敗を喫するなどし、シーズン終了時には球団ワースト記録を更新する96敗。3年ぶりの最下位となった。

 この男も苦しんだ。3年連続トリプルスリー(打率3割、30本塁打、30盗塁)を目指した山田だ。今季は不振もあり打率・247、24本塁打、14盗塁。本来の姿とはいえなかった。

 「今年一年は本当に逃げたかったし、やっぱり自分の思った成績が出ずに苦しかった。でも、逃げても何もないと思ったんです。けがをせずにできたのはよかったと思う。いろいろな壁に当たって、今年は結果的に超えられなかったけど、また来年超えられたらと思います」

 今季、終了後に山田は率直な思いを口にした。だが、いろいろな試行錯誤を繰り返した一年でもあった。左膝を開かないようにする打撃フォームの改造や、緩い球を打つ「ショートゲーム」という練習を新たに取り入れるなど、不振の中でも奮闘した。

 そんな中、今季から取り入れたこともある。試合前の食事だ。本拠地・神宮でのナイター。他の選手と同様、トレーニングなどを行うために、山田は昼頃クラブハウスに到着する。そして、食べるのが出前で頼んでいた焼き魚の定食だ。

 「魚は結構好きだし、バランスよく食べないと」

 銀だらの西京焼き定食、さんまの塩焼き定食が定番。前日までにクラブハウスのスタッフに連絡を入れ、メニューを決める。これはかつてヤクルトで、同じ背番号1を背負った青木(米大リーグ、メッツFA)も行っていたこと。そんな“青木流”の食事で、不振の中でも体調を維持し、チームで唯一のフルイニング出場を果たしたのだ。

 「自分の成績よりもチームが勝って喜びたいという感情が強かった。そこに気づきました」と山田。オフも体調を維持し、勝負の2018年を迎える。(赤尾裕希)

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