2017.12.9 14:01

【球界ここだけの話(1114)】オリックスのイケメン左腕・海田が更改後に「いい話」 田口2軍監督の言葉が心に染みる

【球界ここだけの話(1114)】

オリックスのイケメン左腕・海田が更改後に「いい話」 田口2軍監督の言葉が心に染みる

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サンスポ記者の球界ここだけの話
オリックス・海田

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 「ちょっといいですか?」。契約更改交渉後の会見。取材が終わり、記者が席を立とうとすると、オリックス・海田智行投手(30)はそう言って自ら切り出した。

 「今回、左肘を手術するかどうか僕の中で、本当に悩んだ時期がありました。それで、8月の終わり頃ですかね。田口2軍監督が『チームのことより、自分のことを考えればいい。それが、チームのためになるから』と言ってくれて…」

 近年、貴重な左のリリーフとして欠かせない存在になっていたが、今年は開幕から本来の力が発揮できず、5月上旬に2軍降格。原因の一つに左肘痛があった。だましだまし付き合ってきた痛みは限界に近かった。

 「遊離体なので。長い年月、痛みはあった。でも、今年はひどかった」

 ただ、メスを入れれば、シーズンを棒に振ることになる。そんな、悩み、葛藤を抱えていたとき、田口2軍監督の冒頭のフレーズがすっと心に染みた。

 「それまでも、自分の投げているボールを見て、何回か気にかけて、声をかけてもらっていたんです。でも、最後にあの言葉を聞いて、自分も手術に踏む切ることができた。その言葉に後押ししてもらいました」

 8月31日。横浜市内の病院で左肘の関節遊離体除去およびクリーニング手術を受けた。今季成績は12試合で0勝1敗、防御率5・91。年俸はほぼ減額制限(25%)の900万円ダウンの2750万円になった。それでも、術後の経過は良好で来春のキャンプには万全の状態で臨める見通しだという。

 「みなさんを通して、伝われば、うれしいと思い、話をさせていただきました。直接のお礼は活躍したときに言いたいので」

 会見場からの去り際、イケメン左腕は「いい話でしょ」と照れ隠しした。来季は31歳、まだまだこれから。海田が面と向かって、田口2軍監督に感謝の思いを伝えられる日を楽しみに待ちたい。(小松真也)

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