2017.8.10 13:05

【球界ここだけの話(993)】早実・清宮、西東京大会決勝の前日に行った恒例行事とは?

【球界ここだけの話(993)】

早実・清宮、西東京大会決勝の前日に行った恒例行事とは?

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サンスポ記者の球界ここだけの話
西東京大会決勝で東海大菅生に敗れ、涙を見せる早実・清宮幸太郎

西東京大会決勝で東海大菅生に敗れ、涙を見せる早実・清宮幸太郎【拡大】

 8月8日に夏の甲子園が開幕し連日、熱戦が繰り広げられている。球児たちが憧れの舞台で躍動する一方、プロ注目のスラッガー、清宮幸太郎内野手(3年)は西東京大会の決勝で東海大菅生に敗れ、2年ぶりの出場はかなわなかった。

 7月30日に行われた西東京大会決勝の前日29日の練習後。早実ナインは、同校のグラウンドのバックスクリーン左にある校旗の前で整列していた。おもむろに肩を組んで始まったのが、早大応援歌「紺碧(こんぺき)の空」の大合唱。終わったと思えば、和泉実監督も飛び入り参加して2度目が行われていた。実はこれ、公式戦前に行う恒例行事。チームの一体感を高めるための狙いがあるという。

 甲子園出場は逃したが、主将・清宮を中心にチームはまとまっていた。昨夏は西東京大会の準々決勝で八王子学園八王子に敗退。新チームで主将に就任した清宮は最初のミーティングでは「八王子(学園八王子)の負けからおれたちは始まっている。この負けを糧にしよう」と声を掛けたという。チームの士気を高めるために奮闘。大会期間中には、チーム全員で過去のビデオを見返すなど工夫を凝らしてきた。

 早実のユニホームを着て、最後の試合となった西東京大会決勝。気丈に振る舞った清宮とは対照的に2年生の野村、雪山ら主力選手は試合終了前から大粒の涙を流していた。「後輩たちにはどこにも負けないチームになってほしい」とエールを送った清宮。甲子園が終われば、秋季大会が始まる。“清宮イズム”を受け継ぐ後輩たちの戦いぶりに注目したい。(中田愛沙美)

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