十回に決勝の2点打を放った巨人・マギー=横浜スタジアム(撮影・長尾みなみ)【拡大】
(セ・リーグ、DeNA3-5巨人=延長十回、7回戦、19日、横浜)巨人は延長十回、二死満塁から、5番のケーシー・マギー内野手(34)が左前2点打を放ち、接戦を制した。マギーは2-3の九回にも同点に追いつく中犠飛を放つなど、借金転落の危機にあったチームを救った。
DeNA・井納、巨人・マイコラスの投手戦。均衡を破ったのは巨人だった。七回二死一、二塁から長野が右翼線に2点三塁打を放ち先制。前日まで2試合連続零封負けだったが、ようやく点を奪った。
DeNAはその裏、打線がつながった。一死一、二塁から宮崎が右中間に適時二塁打を放った後、戸柱の投ゴロの間に三走が生還し、同点。続く石川の中前打で勝ち越し、マイコラスはこの回限りで降板した。それでも救援陣がDeNA打線に追加点を与えなかった。