2017.5.17 13:00

【球界ここだけの話(908)】ヤクルト中継ぎ陣に“こだわりの男” 16年目の近藤は「他人と違うもの」で勝負

【球界ここだけの話(908)】

ヤクルト中継ぎ陣に“こだわりの男” 16年目の近藤は「他人と違うもの」で勝負

ヤクルト・近藤

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 ヤクルトを支える中継ぎ陣の中に“こだわりの男”がいる。プロ16年目の33歳、近藤だ。昨年7月にオリックスからトレードで加入した右腕は、細部に個性を出している。

 「身につける靴やインナーとかも、周りに『ああ、近藤のだね』といわれることが多いです。柄物やあまり人気がないものなどを使い回したり、着回したりしたいです」

 2001年夏の甲子園で西東京代表・日大三高のエースとして、同校に初めて深紅の優勝旗をもたらし、02年に近鉄に入団。右肘の故障にも悩まされながら、現在はヤクルトのブルペンの要となっている。そんな右腕は「他人と違うもの」で勝負する。

 「ピッチャーはおしゃれにしたくても、地味になってしまう。しっかり投げて抑えれば目立てるけど、自分は圧倒的なピッチングができないので。いかに目立てるかです」

 謙遜するが、16日現在、7試合で10回を投げ、5安打無失点で防御率・0・00と安定感を誇っている。さらに9日の広島戦(神宮)では移籍後初勝利もマーク。フル回転の活躍を見せている。

 右腕が契約しているのは久保田スラッガー社。球界では野手がグラブなどを使っていることが多く、投手で使用している選手は珍しいという。「ピッチャーなのでくせが出たりする。なので、覆われた大きい指カバーにしてもらったり、スパイクであったり、いろいろなところを含めて、(担当者に)お願いしています」と説明。「他人とは違うもの」は野球用具にも表れている。

 「何事もオリジナリティーなものにしてもらいたい」。冷静な投球で首脳陣の期待も近藤は“こだわりの男”として燕のブルペンを支える。(赤尾裕希)

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